みな様こんにちは。
過ごしやすい春の日々は
あっという間
日中は暑い日もでてきましたね。
今日は、
マーガレットのリングの内側にいる
カボションカットのルビーの
テントウムシをご紹介します。
ルビーは、
カボションカットという
ドーム型にカットし
テントウムシの脚に見立てた
6本の爪で留めています。
このキュートなテントウムシに
撮影中も癒されちゃうのですが
誕生のきっかけは、
実は日本から遥か彼方
スペインの地にあります。
デザイナーのakikoが、
40歳の誕生日の記念に
フランス~スペインに
足を延ばした時の事です。
どうしても、完成前に立ち寄りたかったサグラダファミリア。
以前、その中に世界で活躍する
日本人彫刻家、外尾悦郎さんが
いらっしゃる事を
珈琲のCMで知りました。
ガウディーが亡き後も
その志を受け継ぎ、一つのものを
完成させていかれている。 その歴史の一部を
自分の目で見たいという想いから
訪れたのです。
コンピューターもカメラもない時代にこれだけ壮大なものを想像できた限界の無いガウディーのクリエイティビティー、光や生物、自然を愛したこと。
そして、遊び心に感動したとのことです。
中でも、アイアンでできたアイビーの門を目にしたとき・・・
様々な生き物のレリーフが施されたその中に、小さく赤く輝くテントウムシの姿を見つけたのです。
その愛らしく美しい造形を、幸運のシンボルとして「マーガレットリングの内側に入れたい!」と想いたち、もうデザインが完成し細かい打ち合わせの途中だったマーガレットを含めたブーケシリーズに、急遽「テントウムシをインサイドにセッティングしよう!」と工房にお願いをしました。
また、調べてみるとテントウムシには
「マリア様の化身」という言い伝えもあるらしい。
可愛らしいテントウムシが、リングの持ち主をそっと見守ってくれている遊び心あるデザインになりました。
スペインからのデザインソースが
今もマーガレットリングの内側で
輝いていますよ。
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